【嫌われる子供】の特徴と性格!好かれる方法は?

子供とは可愛くて天真爛漫なものですが、一方シビアな目線を持ち大人よりもはっきりと物を相手に言ってしまうこともあります。

どんなに、勉強やスポーツが出来ても【人間関係がうまくいかない】ことで自信を失い不登校になってしまう子も沢山いるのです。

出来れば、お友達から【好かれる子供】になってほしいというのはどんな親も願う事だと思います。

今回は、お友達に嫌われてしまう子供の特徴と性格についてと好かれるための(嫌われにくくなる)方法をご紹介します。

子供の性格をいきなり変える事は難しいですし嫌われるからと言って全部性格を変える必要は全くないと思います。(そこが長所の場合もあるので)

ただ、どうしても多くの子供達と接する時にこういう事をしていると嫌われやすくなるというポイントがあるので現在友達に嫌われていて悩んでいるという方でそこに当てはまる事をしている場合そこを改善するだけでかなりお子さんの人間関係が変化する可能性が高いのです。

また、嫌っている側の子供の言い分もあります。こちらは、軽視されがちですが相手の態度に凄くストレスを感じていてどうしようもなく避けるしか自分を守る方法がないという場合もあるのです。

友達からの魅力にあふれた子はいます。そういう子は、どんな場所に行っても誰からも好かれて人気者になります。

そういう風に育てるための方法が書いてある書籍もご紹介します。

良かったら参考にしていってください。


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友達から嫌われる子供の特徴と性格について

残念な事にどうしても集団生活を送っているとお友達から嫌われる子というのがいます。

我が子がお友達から嫌われている、うざがられていると知った時親としては、胸が張り裂けそうなショックを受けると思います。

それだけではなく、こども本人も周りからの空気感を感じている事が多く次第に自分は、嫌われ者だからと自信を失って学校が楽しくなくなってしまう事も多いのです。

1番怖いのが嫌われている本人は、どうして自分が周りの友達から嫌われているのかを気が付いていないことが凄く多いという事です。

気が付いていてあえての行動だとしたらある意味自分でも嫌われるのを覚悟でその性格を通しているという【度胸】があるからまだいいのですが、何やら分からないけどいつも【自分は嫌われる】という状況が一番厄介であり自信喪失させることになるのです。

現実から目をそらしたくなる事もありますがまずは、どうして嫌われるのか

友達から嫌われる子供に多い特徴と性格について一つずつ見ていきましょう。

友達から嫌われてしまう子供の具体例について

友達から嫌われてしまう子供は沢山います。嫌われる子供、そして嫌っている子供どちらにも言い分があります。

具体的に嫌われてしまうのはどうしてなのか?それから嫌っている側の子供は、どんな風に考えているのかも具体例としてまとめました。

遊べないと言ってもどうして?としつこく理由を聞く

これは、我が家の長男が低学年の時にかなり困っていた事案です。

周りのママ友にもこれによく似たお悩みは良く聞いていたので結構あるあるなのかもしれません。

それが、めっちゃしつこい!

遊んでくれたがるのは有り難いのですが、物凄いしつこさの子がたまにいます。うちの場合は、長男が気が弱いタイプで断れなくて困ってストレスにまでなっていてありとあらゆる断り文句を駆使(嘘も方便)したのですが

・習い事だから⇒習い事の時間まであそぼ!

・出かけるから⇒どこにいくの?なにしにいくの?僕も行く

・家までピンポン⇒居留守を使った時にドアをガチャガチャしたり

もうここまで来ると流石に、親子でうんざりです。

30代の良い大人である私ですらしつこいな!とイラッとしたので子供にとっては、どれだけストレスだったのでしょうか。

次男にも似たようなタイプのお友達がいますが結構はっきり言えるタイプなのでまだ何とかなっていますが、やはり『しつこいんだよな~』とぼやくことが多いです。


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自慢ばかりして人の話題をかっさらう

先日、子供のお友達(低学年)が家に来ていてその話を聞いていると興味深い会話が繰り広げられていました。

まず、ある子が自慢話ばかりをしていてそこで一人の子がお前、また自慢かよ!と言いました。

もう一人の子も言葉には出しませんがまたか!という表情をしていました。

次に、同じ子が(自慢する)私と別の子が会話をしている時に割り込んで

【俺はね~○○でね!】と自分の会話に持っていくことが何度か続きました。

すると、先ほど自慢を指摘した子がまたもや『お前の嫌な所はさー、いつも話ししていると全部自分の話にして持って行くんだよな!』

と言ったのです。

そういわれた子は、ぽかんとしていましたが謝るわけでもなく『そんなことないよ!』と言っていました。

まだまだ、低学年と思っていたら案外色々な事が分かっていて驚きました。

帰宅後我が家の子供に何となく聞いた所子供自身もその子の自慢が過ぎることなどがイライラするし人の話を聞かないで自分の話ばかりするから嫌だとぼやいていました。

それでも、場が盛り上がって楽しいから一緒に遊ぶ!と言っていました。

人の欠点がどうしようも許せなくなると友達として苦手になってしまうのかなとリアルに感じた出来事でした。

相手を脅して好きな遊びを強要!スキンシップが乱暴すぎる(わがまま・自己中)

これは、うちの子供とその周辺の子の体験談なのですが低学年の頃は、皆のリーダーみたいな子がいました。大体、公園などで遊ぶ時にその日その子が遊びたい事で遊ぶのです。

例えば、鬼ごっこにはまっている時期は、誰かがサッカーやりたくても鬼ごっこやるぞ!

こういう感じが毎日続くのです。

強気な子は、嫌だ!俺が好きな事をすると言い返せますがうちの長男の様に気が弱めの子は、心の中で不満が蓄積して行きます。

その頃毎日のように『あいつと遊びたくない。』と言っていました。

でも、親としては、少し軽く受け止めていてまあまあ遊びに付き合ってあげたら?とか、嫌なら言ったらわかってくれるんじゃない?とか言っていました。

しかし、意味が分からないことに断ると蹴られたり乱暴な事をしてくるという事で言えないと言っていました。

子供は、段々と気持ち的に無理になっていき高学年になった現在では、普通に話はするものの一緒に遊ぶのは避けているようです。

嫌いな気持ちが膨らみ過ぎて一緒に遊ばない最低限の関わりしかしないと決めた様です。

親として言える事として【無視はしない、集団で責めたりするようないじめみたいなことはしない】という事は注意していますがやはり、誰しも嫌いな人間、苦手な人間というのはいます。

無理に仲良くしろとは言えません。

ただし、普通に挨拶と返事はするようには言いますがあえて一緒に遊べとは言っていません。(そんな事は私でも苦痛ですから)

高学年になると特に【自分で遊びたい子は自分で選択】するようになるみたいです。

友達から好かれる子供にするためには親の接し方がとても重要

友達から好かれる子供にするにはどうしたらいいのでしょうか?

子供の人間関係も大人の人間関係と同じです。

周りの人に優して親切に出来る人は好かれます。

簡単な様で難しいことどうしたらいいのでしょうか。

まずは、普段接する親御さん(保護者の方)が子供に対する態度や接し方をお友達にすると考えてみてほしいのです。

私自身感情的に子供を叱るというか怒鳴りつける事があります。本当に嫌な事をしたなという負の感情が生まれますしその後子供がイライラしているのを見たこともあります。

一緒に暮らしている以上そういうことはある程度仕方ない事ですがやはり親が安定して自分の感情で叱らない子育てをしているご家庭(何となくわかりますよね)の子供は、友達にも温和だったり優しかったりする事がとても多いです。

気が付いた瞬間から変化して行けば必ず子供との関係や子供のお友達との関係は変化します。以下に子供のお友達との関係を良くするヒントがある本をご紹介しています。

友達からの魅力あふれた子供になるヒントがある本

私は、子育てにおいて全く持って自信がありません。自分が育ってきた親から言われた事が全て正解だとは思っていなくていい意見があれば随時取り入れていきたいと思っています。

なので、色々な方の意見を取り入れているつもりですし、赤ちゃんの頃(妊娠中から)もう様々な育児書を読み込んできました。

中には、もう10回以上読んでいる本もありますし1回読んでピンと来なかったものもあります。

今回ご紹介する本は、お友達からの魅力あふれた子供になるヒントが書かれているとても評価が高いものです。

ただ、皆の評価が高くても自分には合わないという事もあります。ただ、まずは、色々と試してみないと分からないこともあるので是非興味があれば読んでみてください。

1.私たちは子どもに何が出来るのか

こちらは、メンタリストのDaiGoさんがYouTubeで紹介していた本でポール・タフ著です。

これからの生きていく社会で必要とされると言われている非認知能力をはぐくむ方法を具体的に示す本です。

「非認知能力」とは、IQや読み書きの学力のような「認知能力」に対する、やり抜く力・好奇心・自制心のような能力のことを指します。

この本の対象は、幼少期から思春期まで長きにわたります。

2.叱らないしつけ

叱らないしつけというタイトルでちょっと??となりますがいつでもどこでも【叱らない】訳ではないことが以下の感想で分かります。

正論しか書かれていない育児書は、読んでいて苦しくなりますが、この本は、著書ご自身の失敗体験なども織り込んであるので、説得力もあり、解かりやすいです。そして、親と匹敵するぐらいの多くの時間を過ごしてきている教師の経験から得た言葉は、信頼できるなと感じます。本書を通して、子ども(大人も)は認められたい気持ちが強く、自分の存在をそのまま認めてくれた人には、素直であるってことを再認識しました。他の方のレビューに叱らないことの懸念について書かれていましたが、ちゃんと読んだのかな?と疑問に思いました。本書で叱らないと言うのは、感情的にならないってことで、指摘・注意はきちんとするように書かれています。なので、外出先で子どもが騒いで、他人に迷惑をかけたら、遠慮なく注意すればいいと思います。

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適当な接し方をしていると、察知します。愛されていないと感じます。

その時の気分で反応が違っていたり、虫の居所が悪くて大声を出してしまったり…。

そんな人は我々大人の世界でも、疎まれ、軽んじられ、信用して貰えませんよね。

(親がこの様な叱り方をしていたら子供は、それが正しいと思いお友達にもそのような態度を示します。結果的に疎まれる事も増えてしまいます)

直接的に友達関係には言及していませんが、親が子供に対してかける言葉かけや具体的な指導方法が詰まった一冊です。

子供が誰かに対して怒っている言動が自分そっくりだった!という経験をしたことはありませんか?

親が威圧的な叱り方をしたり、脅すような叱り方をしていると子供は、高確率で友達にもその口調で話すようになります。

これも、友達から嫌われてしまう大きな原因になります。

ただ、この叱り方は、一時的に効果が早いので親もついつい使いたくなるのです。それに対しての対策などもこの本には書いてありキッチンなど目につくところに置いて忘れそうになったら読み返したい一冊です。

この本の著者の親野智可等さんは、長年の教師経験から現在は、教育評論家として様々な子育てに関する著書を出されています。どの本もとても心に響く良書だと思っています。

3.友達ができにくい子どもたち

「他の子としょっちゅう衝突してしまう」「人見知りで、いつも一人で遊んでばかり」……そんなふうに、友達ができにくい子どもたちは数多くいます。中には、ADHDやASDなど、発達障害が原因で、仲間関係がつくれない子も。こうした社会性のなさは、子供同士のいじめにつながる可能性もあり、心配されるところです。本書では、子どもたちの社会性をはぐくむために、大人たちができることをまとめました。「他の子のよいところを言う」「人の気持ちを知るロール・プレイング・ゲーム」など、すぐに始められるトレーニングも満載。

友達とのコミュニケーションが苦手な原因を発達の観点から明らかにして問題行動等の細かく解説してあります。

友達ができにくい子どもたち―社会性の発達と援助法。石崎朝世先生の著書。いつの時代も友達ができにくい子どもたち、人間関係に悩む子どもたちは存在しています。際立って自分勝手で身勝手であるとか、過度に攻撃的で乱暴狼藉を働くであるとか、逆に消極的過ぎて繊細過ぎであるとか、いわゆる問題児であるとか発達障害であるとかではなく、普通と変わらない子どもたちでも友達ができにくい子どもたちはいます。少し古い本だけれど、本質的で普遍的な内容なので、子どもたちと接することが多い人は一読の価値があります。

まとめ

子どもには誰しもお友達に好かれて欲しいという希望があると思います。

私も同じですし、子供の欠点につい目が行ってしまいお友達に嫌われちゃうんじゃないかと心配になることが凄くあります。

勿論、人を傷つける発言、乱暴をするなどは、今すぐに止めさせるべき案件だと思いますがその他の性格については、グレーな部分があります。

友達の性格によっては、それがメリットにもデメリットにもなりえる事があるからです。

色々と子供の人間関係について調べたり書籍を読んで思った事がやはり

親が子供と真摯に接する事、愛情を持って接する事が一番子供の人間関係が良好になる近道なのかなと感じています。

まずは、もしもお子さんがお友達に嫌な事を言われて落ち込んで帰ってきた時に試してほしい事があります。

言いたいことは沢山あると思うのですが

抱きしめて【そっか、大変だったね。辛かったね。】と気持ちに寄り添ってあげるととても安心してそこから前に進んでいく気持ちになれる可能性がたかまります

子どもが悲しい思いをして(友達とうまくいかず)帰宅すると親としては、自分が悲しい思いをした時以上にグサッと来ることも多いです。

でも、毎日毎日過ごしていくことで少しずつ子供も成長します。自分の性格に合ったお友達に出会うかもしれません。

子育ては、長いので少し肩の力を抜いて色々な意見を取り入れて視野を広げてみるのもとてもいい方法だと思います。


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