最近では少年野球の部員が年々減少している地域が多いとのニュースがありました。
我が地域でも、地域の少年野球チームは、毎年部員がどんどん辞めています。
大きな原因は、親の負担の大きさと休日がつぶれること、現代の社会では共働き家庭が増えている中唯一の休みである休日が一日試合や練習などで年がら年中潰れる事に耐えられない人が増えています。
加えて、チーム内の保護者たちのノリが特殊な世界という事が多い事も大きな要因です。
今回は、少年野球チームの親の役割と負担、そしてどの位休日に時間を取られるのか更には、少年団に向いている親や家庭をまとめました。
地域によっても差がありますが保護者のお父さんが監督をやっているようなチームの方がより親の負担が大きくなっている事は共通です。
検討している方の幸いになれば参考です。
スポンサーリンク
目次
少年野球チームの練習日は週3日?!土日は絶対参加?!
少年野球チームにも色々ありますが基本的な形式として地域の少年チーの場合は、野球経験のある保護者が子供を指導する(ボランティア)形式が多くそのお父さんが参加できる土日祝日に練習が行われる事が多いです。
こういう場合は、習い事というよりは自主運営という形態のため保護者の手伝いは、必要というのは分かるのですがそれにしても仕事が多すぎると感じる事が多いです。
練習場所で多いのが地域の小学校の校庭です。
我が地域の少年野球チームは、土日祝日意外に平日の夕方に週1日程度練習日を設けています。つまり週に3回は練習なのです。
育ち盛りの子供にとってこの運動量は、とても素晴らしい事です。最近は、家でずっとゲームして放課後も公園に行かないことも増えている中とても健康的な運動です。
しかし、大変なのは親のです。
特に、平日は仕事を持っている親御さんが唯一の休みである土日祝日にも野球という負担があるのです。
#ウワサの保護者会 少年野球に代表されるスポーツ少年団、保護者には様々な負担があり、土日は早朝から大忙し。野球の場合、大雨の日しか外出できず、霧雨なら自宅待機。運動会より試合を優先しろとまで言われる状況で、休むことや遅刻することは許されない。尾木ママ「地獄だね」。 pic.twitter.com/99DoBPFb0m
— ミスターK (@arapanman) June 5, 2018
とにかく特殊な世界です。
ご自分やご自身の兄弟が少年野球をやっていた場合は、まだ何となくそのルールや雰囲気が掴めると思いますが自分自身経験が無い場合は、かなり初めは困惑すると思われます。
少年野球の拘束時間は?
その少年団にもよりますが土日の拘束時間は、5時間以上昼ご飯を挟むと8時間位かかる所も多いです。
もっと長い所では、10時間位拘束時間の所もあるのです。
本当に、練習練習で勉強をする時間も無いという所もある様です。
ここら辺は、その少年団によって違うので何とも言えませんがどちらにしてもかなりの拘束時間という事になります。
私がすごいなと思ったのは、少年野球の拘束時間を楽しんでいるというかポジティブに捉えている親御さんも居たという事です。
その保護者の方もママ友なのですが、そんなに苦痛じゃない様で楽しんでいるみたいです。
詳しく聞くと同居もされていて平日パートもしているお母さんでした。
本当にお子さんの為に協力されていて頭が下がる気持ちでいっぱいでした。
性格も気持ちの良い方でこんな人がいるチームもあるのねと思ったものでした。
スポンサーリンク
少年野球のメリットは協調性と足が速くなること
親にとっては、大変でストレスになることも多い少年野球ですが子供自身にとっては、メリットがとても多いのです。
集団行動なので協調性が身に付きます。監督などに対しての礼儀作法も学ぶ所が多いので礼儀や挨拶も見に付きます。
そして、練習が週に2,3回あることとかなり走らされる事も多いので足が速くなる子がとても多いのです。
実際に、学校内の運動会のリレー選手に選ばれる子も圧倒的に少年野球をしている子が多いです。
それも、野球をはじめてから足が速くなったと言っている子が多いのです。
勿論、野球をやっていても足が速い子、遅い子はいますが、足の速さは、練習する事で少しは速くなります。野球で筋肉がつくことに寄ってその子自身のMax部分まで足を速くする事は可能なのです。
とにかく、体力は非常に付きます。メリットは、体力がつくことと精神力が強くなることが一番かなと思います。
団体行動をする事、一緒に協力して勝利する事で団結力もつくかもしれません。
少年野球監督の嫌な部分!えこひいきがある場合
私の友人やママ友で少年野球チームに所属している人が多いのですが、それぞれ違うチームであるにも関わらずかなりの確率で少年野球の監督が子供をえこひいきするという話を聞きました。
勿論、純粋にしっかりと公正な目線で指導してくださる指導者、監督の方が多いと思いますが実際中には腐った監督も存在しています。
そういうやつに限って、教え方も自分自身の野球の実力もへたくそだったりするのも大きな特徴です。
・自分の子供をえこひいきする
実力が伴っている場合は、勿論仕方ないですが第三者から見て明らかに能力が劣っているのにも関わらず毎回レギュラーに選ばれたり花形のポジションに選抜される子供それも自分の子供というパターンが一番最悪です。
・自分に従う素直な子だけえこひいきする
小学生なんて色々な個性が爆発しています。色々な性格の子が居る中自分に従うかわいげのある子だけをあからさまにえこひいきする指導者、監督もいるのです。
一例として、可愛がっている子供だけ自宅の庭に呼んでバッティングの練習をさせているなど事例があります。
えこひいきをしている指導者、監督本人は周りから気が付かれていないと思っている事も多いと思いますが
周りの保護者や子供達からは丸わかりで!陰でめちゃくちゃ言われています。
監督としてというよりは、人として軽蔑されている場合も多いです。子供の心に傷をつける行為は、即刻やめましょう。
そして、そういう監督がある野球チームは、ろくでもない事も多いのです。
私の知り合いの野球チームは、低学年と高学年の監督が別で高学年の方になったら途端に差別するし性格の悪いお父さんが監督になってそれが嫌すぎて一斉に部員がやめたこともありました。
親の当番と車出し!嫌味を言われる事もある
少年野球チームの当番は、そのチームにより違いがありますが大抵あるのがお茶当番と試合会場への荷物や子供たちの配車当番などです。
・お茶当番(監督やコーチに対してもやる場合アリ、場合によっては弁当も用意)
・配車当番
・審判
・荷物運び
・遠征補助
お仕事をされていて来れない人が居る所もありますが基本的に当番制になっていてお茶当番は、お茶を用意するほかに子供たちに怪我や体調不良があった時のサポートもするために集合から終了まで居る事が多いのです。
我が家は、他のスポーツ系の習い事をいくつかしているのですが度の習い事も親の当番はありません。
勿論、自分で見たくて子供の練習の見学をすることはありますが殆どの保護者が送迎だけしてとか自分でくる子は、親の姿を見た事が無い人もいます。
この温度差はいったい何かというとやはり、少年野球チームのコーチが保護者(お父さん)であることが大きいのではないでしょうか。
先輩ママから嫌味を言われて精神的に追い詰められたママ友の体験談
少年野球チームに居る保護者にも色々な性格のママさんがいます、
そんな中、気が強い系の保護者が多い少年野球チームに置いてさらに子供のスポーツのためなら親の当番や協力は、当たり前という意見の親が多い場合
自分との温度差がある場合は、保護者間で大変な思いをすることもあるのです。
私のママ友さんは、別に野球に非協力な人ではありません。
社交的で感じも良い人で別に悪い部分は、私からは見当たらないというか人当たりが良くて嫌われる要素が無い人です。
しかし、先輩ママから呼び出されて説教を食らう事になりました。
理由は、当番じゃない日に見に来る回数が少ないから
ママ友には、小さな赤ちゃんも居るのです。
当番には、きちんと仕事をこなして試合などの車出しもしています。
でも、当番じゃない日にも来て色々と監督にお茶を差し入れたり子供たちの世話をしたりしに来ている先輩ママたちがいてそういう人たちから嫌味を言われているとは言っていました。
でも、それだけではなくて少年野球のママさん軍団を召集させて個人的に祭り上げられたのでした。
この話を聞いて私は、恐怖におののきました。
当番もしている、やるべきことをしているのにも関わらず練習日に参加しない日がある(赤ちゃんがいて連れていくと大変)事で文句を言われるのです。
「少年野球と母親」の問題。お茶当番に車当番、土日両日朝から夕方まで練習かトリプルヘッダー、子どもが疲れて宿題をする時間もないと言えば「教育ママ」、長時間の練習見守りに幼い下の子をつき合わせるのを躊躇えば「過保護」と笑われ。周囲には少年野球?やめとけと言いますよ、そりゃ
— ぬえ (@yosinotennin) January 28, 2019
それでも、ママ友のお子さんは、野球が大好きで大人の事情何てしりませんからママ友が野球辞めて他のスポーツにする?と何度か聞いたのですが辞めないよ!というばかりです。
精神的に追い詰められて一時期激ヤセするママ友を見て少年野球の親の関係の恐ろしさを感じた出来事でした。
最悪な事に親が周りに意見したことで監督から目を付けられて今まで有望だった子供が一気にレギュラーから外されるなんていうとても体育会系とは思えない陰険な事も行われていて
こういう事は、親だけでは無くて子供も絶対に気が付きますし本当に最低な行動だと思いますが現実問題そういう腐ったチームや監督も存在しているのです。
少年野球チームに向いている家庭や親は?
この記事では、少年野球チームのデメリット側に焦点を充てて来ましたが少年野球チームに向いているご家庭や親御さんもいらっしゃいます。
・お父さんが土日祝日は、お仕事のご家庭
私が、PTA役員をしていた時に一緒になったご家庭のお子さんが少年野球チームに加入していたのですが大変じゃないですか?と聞くとそのママさんがこう言っていました。
「うちは、主人が平日休みだから逆に野球やっている方がどこかに1人で連れて行かなくていいから楽なんですよ。」とおっしゃっていました。
すごく、前向きなママさんだったので恐らく大変な事もあるでしょうにそういった理由を教えてくれたのでしょうが確かに平日休みのお父さんをお持ちの方は、毎週末お母さんだけで子供たちをどこかへ連れていくのも大変かもしれません。
同じような理由を、ボーイスカウトに加入している親御さんから聞いた事もあります。
※ただし、チームによってはお父さんが補助的役割で必要とされるところもあるのでそういった見極めや見学をしてからお父さんの役割が多そうかどうか確認が必要です。
・いつも誰かと一緒が楽しいママ
学生時代からいつも誰かとわいわい行動しているのが楽しいタイプの人がいました。少年野球チームは、保護者同士のお付き合いが密です。
人見知りタイプのお母さんには、きついものがあると思います。
私も、人見知りとまではいきませんが、いつも誰かと一緒というのは、すぐにストレスになるタイプなので絶対に無理ですが
逆にいつも誰かと行動していたい仲間意識が強いタイプの人は、とても向いている気がします。
むしろ、休日に家族だけでは無くてママ友と行動できるというのを楽しみにしている保護者もいるのです。
少年野球チームによっては、BBQ大会やキャンプなどイベントがある所もありますがそういうイベントが大好きな人にとっては楽しい毎日になる事でしょう。
・ある程度他の人の意見を聞き流せる人
全ての少年野球チームの保護者がそうとは言いませんが本当に独特な世界なのですごく癖の強い保護者が数人混ざっている事も多々あります。
今日は息子の野球部の送別会!
でした、疲れたー
少年野球からやってる親御さん張り切りすぎやん、正直ついていけない
保護者会が大変だから子供に入部させないって親がもう出てきてるのになぁ
自分たちの代でカットできることはカットしていきたい希望#日記— お菓子大好き (@buruburupenguin) September 23, 2019
本当の大変さは、多分一番は人間関係だと思うのですが何か言われた時にすぐにショックを受けて真に受けてしまったりする人には、本当に向いていません。
(私なんてまさに一番向いていません)
はいはい!すみませんね。と受け流して聞き流せる位の気持ちが無いと我の強すぎる保護者が多く集まる少年野球チームではメンタルが持ちません。
勿論、まともな保護者が大半なわけですが中には、全く常識が通じない保護者も居てそういう保護者に限っていちゃもんを付けてくるのでなそれに耐えられる精神力が必要です。
少年野球チームに入る時はリサーチが重要!
同一地域の中にいくつか少年野球チームがあったりしても全く内情が違う事もあります。
お子さんの通う学区の少年野球チームの評判が悪すぎてあえて、一個隣の町の少年野球チームに入って平和に練習している保護者の方もいます。
リサーチとても重要です。見学に行っても新しい部員を入れたいがためにその日は、良い面しか出さないチームも沢山あります。
入部させるために【親の当番は出来る人がやればいいから忙しい時は出なくて大丈夫】
と言われても後々入部してから「本当に当番に来ないなんて!どういう神経しているのかしら?」と陰口をたたく保護者がいることもあります。
なので、実際にチームに入っている人にリサーチすると非常に勧誘されて大変なのですが
勧誘して来そうもない良い人そうな人を見つけて実際の口コミを聞くのが一番です。
私は、案外そういう人からリアルな実体験を聞けました。
我が家の主人も子供の頃少年野球チームに居たのもあり子供を少年野球に入れようと思った時がありかなり真剣にリサーチしました。
口を揃えて言われたのが、学区内の少年野球チームは絶対に止めた方がいい!という事でした。入るなら、ちょっと遠いけど自転車で行けない事は無い(どうせ荷物が多いから自転車や車で行く人が多い)隣の小学校のチームを勧められました。
非常に厄介な保護者軍団が数名いてその人たちが実質取り仕切っていてルールも減ったくれもないとのことでした。
【DAZN】初月1ヶ月無料お試し
まとめ
子供が純粋に野球をやりたい!野球選手になりたい!と言っていたら協力してあげたくなるのが親ですが、、、少年野球チームというのは子供だけのスポーツではありません。
親が一丸となって数年間野球生活に生活をつぎ込む覚悟が必要な今時珍しいスポーツ団体です。
最近は、そういった問題で減少する部員を止めるためにも各チームで色々な改善が行われて生きた話も聞きますが基本的に古い体質を変化させるのは難しい物なのです。
昔からの地域の地主一家が取り仕切っている場合などは特に厄介です。
祖父母の代まで口を出してくるからです。
そういった現実問題があるのでお子さんが少年野球チームに入りたいと言った時には、じっくりとご家族全体で話し合って決める事が重要です。
今回は、悪い事ばかり書きましたが実際には信頼出来る生涯の友人が出来たり保護者同士もずっと仲良く出来る人が見つかったりする事もあります。
自分の行動でどうにかなることとならないことがあると思うのでじっくりと検討してもし入会される場合は、素晴らしい小学校生活を送れることを願っています。
スポンサーリンク
子育てをはじめて早10年経ちました。
性格的に【根っからの心配性】の私は、子供を産む前から心配性ではありましたがさらに心配が増しました。
・寝ない
・咳した
・足が変な向きじゃないか?
・髪の毛が茶色すぎないか
・友達関係
色々な事ですぐに悩んで落ち込んでご飯食べれなくなった事も・・育児書を読んでも模範的な事しか書いてない!そんな時にネットの体験談に助けられました。
次男は、小学校で精神的に不安な事がきっかけでしばら
【登校しぶり】
になった経験もあります。
その時は、激ヤセしてしまう程影響を受けてしまう母なので自分自身のメンタルの保ち方なども研究中です。
子育てのモットーは、
【自己肯定感を育んで幸せな気持ちを持ってほしい】
ということです。
心配性な2児の母がお役に立てそうな情報をどんどんまとめていくので見ていってくださいね。