子どもを運動嫌いにしない育て方!私が実践した方法

まず、タイトルと反する事を言いますが、私は、運動が好きではありません。出来れば、家で遊ぶ方が好きでした。

最近の調査では、子供の運動能力が落ちているというデータが出ています。(学校からプリントを貰いました)

塾やゲームが幼児期から当たり前になってきたことも関係していると思います。

しかし、大人になって気がつきました。運動は、非常に大切だという事に!!

身体を動かすと、少々のストレスならさっぱりします。同じことが起きても、家でゴロゴロしているのと、外で思いっきり身体を動かすのとでは、精神的に全然違う事が遅いですが、分かりました。

そんな私が、子供を育ててる上で、気にしているのは、運動を好きにする

という事です。

運動=楽しい

と思えたら、自然に運動をすると思うので!小さい頃から色々と気を付けて工夫してきました。

飛びぬけて運動神経が良いわけではない我が家の子供たちが運動好きになった理由と

どんなふうにしてきたかをまとめたので、参考にしてもらえたら嬉しいです。






子どもが運動を嫌いになる原因とは?

ネットのアンケートで、現在大人の人が運動が嫌いになった理由と、時期を回答していました。

そのアンケートによると、一番多かった理由は、

運動が出来なくて友達に馬鹿にされたり、いじめられた

という事でした。

次に多かったのは、太っていて汗をかくから運動すると不快になるという答えでした。

お子さんが、小さい親御さんからすれば、そんな意地悪な子が居るの??と思うかもしれませんが、子供の世界は意外に厳しいのです。

そんな事を言う子は、絶対に良くない事は確かですし、いずれ周りからも嫌われてしまうでしょう

でも、そういう事を言う子は、確実に今も昔も存在しています。

そうなると、本当に、残念な事ですが、言われた事で、本人がトラウマになって運動が嫌いになることもあるのです。

思った事を口にそのまま出す。(悪気なく)子が多く、大人だったら、心で思っても

そのまま出さないような事をバンバン言ってしまいます。

実体験として私自身が、小学生の頃に、男子と野球をしていて、凄く厳しく言われた事がありそれ以来野球をするのが嫌いになりました。

ミスった時に、こっぴどく怒られました。

運動が苦手だから、友達に馬鹿にされたり怒られる⇒余計運動をしなくなる⇒運動をしないからどんどん運動が苦手になる

こんな感じで、どんどん悪循環に陥ります。

我が家の家の前に大きめの公園があって、地域の子供たちが沢山集まります。

そこでの、動きを見て居ても、特に男子は、運動が出来るかできないかでかなりシビアな現実が待っています。

大体、サッカーやドッジボールが多いのですが、サッカーだとサッカー経験の少ない子は、

ヤジを飛ばされる場合もあります。(下手くそだから抜けろ!!、お前のせいでシュートされ

たじゃないか!!)などなど・・・

10人くらいで遊んでいると、中に1人か2人勝気な子が居て、その子の考えとしては、どうしても勝ちたいのに、足を引っ張る子が居て!むかつく!!という心理になっているようです。

うちの子は、おとなし目のタイプなので、相手が上手じゃない場合も、直接へたくそなどと言う事は無いのですが、心の中では、上手な子が多いチームが良いみたいですし、卓球やバドミントンなどの、1対1のスポーツでは、余計上手な事しかやりたくないみたいです。

(ラリーが続かないので)






運動不足が続くと肥満に繋がる!太ると運動が嫌になる?

上記の運動嫌いになったアンケートの2位の肥満で汗をかくからい不快になるという結果ですが、

確かに、太ることで動きは、確実に遅くなりますし、少し走るだけでも息切れしてしまいます。

子どもでも、凄く運動能力に差が出るのをこの目で見ました。

というのも、我が家の長男がある年凄く太りました。そして、目に見えて運動能力が落ちてしまいました。

特に、夏休みに入り猛暑の年だった事もあり、家で遊んだり、出たとしても、虫捕りをしに

日陰でちょっと動く位の事をしている年があったのですが、その年は、肥えました。

とにかく、動かない割には、食は、凄くて、食事の量は、大人並みなので本当に

太りました。

特に、お腹がぽっこり中年太りみたいになっていて・・・夏休みのプールの授業を見に行った事がありましたが、かなり目立ちました(◎_◎;)

そこで、猛反省しました、子供のうちの肥満は、親の責任と言われています。

私の都合で公園に出れないというので、申し訳ない事をしました。

(まだ付き添いが必要な時期でした)

公園に行けないにしても、どうにか運動をさせるべきだったなと思いました。

かなり、運動能力も落ちてしまった様で、昨年出来ていたことが出来なくなりました。

その後、食事にも気を付けつつ、運動を普通にさせて居たら元に戻りました。

運動神経がとびぬけて良くなくても大丈夫!

前にも記事にしたと思うのですが、私は、我が家の子供たちに自信を持ってほしかったのです。

うちの親は、子供の自主性に任せるタイプで、何かの運動を一緒にしてもらった覚えがあまりないのです。

母は、面倒だったのかもしれません。父は、多忙でしたが、一度キャッチボールをしてもらって、いつも全然飛ばなかったのに、その練習1回で凄く上手に出来るようになったことを今でも覚えています。

体育で、1人だけソフトボール投げが全然飛べなくて、クラスメイト皆が私の事笑ったんだー!と父に相談した次の日の事で・・・とても嬉しかったです。

そんな事もあり、私は、運動でも勉強でも、出来る事は協力したい!!と決めて子育てしてきました。

かなり、ずぼらな母ですが、一緒に運動をする練習は、沢山してきました。

専業主婦だから出来たことですが、子供が1歳過ぎから公園には、雨の日以外は、かなりの確率で行きました。公園で運動する事を習慣にしたいのと、子供と2人きりで家に籠っていると欝々とする時もあるというのも理由です。

成長して、3歳位から少しずつ出来る事を増やしていこうと思いました。長男が、スポーツ系の習い事をしたいと言い出したのが、年少の頃でした。

丁度、3歳~5歳位までの間に、体幹を鍛えると良いという情報を見て居て少し早いかもだけど、体つくりに良いなと思い、入会したこともかなり、運動神経を鍛えるのに、役に立ったと思っています。

一番最年少で、先輩と対戦する事で、レベルの高い動きも出来るし、普段絶対やらないような

坂道を登りながら何かをするという様な動きも運動神経を鍛えるのに良かったですし、よくある赤いポールコーンをジグザグによけながら走るという様な動きもやりました。

これが基礎になったので、同じ習い事に次男も入会させました。やはり、良かったです。

それ以外にも、

・鉄棒は、凄く苦手だったので、人が居ない時間帯に(恥ずかしいというので)

何度も練習に行きました。手にマメが親子で出来て、(笑)逆上がりが初めて出来た時は、

嬉しくて抱き合って親子で大喜びしました。

・自転車の補助輪を取るのも、ストライダーを使わなかった長男は、苦戦しました。

(次男は、ストライダーを使っていたのですぐに外れました)

でも、親子で何時間も練習して、やっぱりできた時の達成感は、忘れられません。

・その他にも、キャッチボール、ドッチボール、バスケ、バドミントン、スイミング、卓球、

縄跳び、かけっこ、色々と一緒に練習し、上達していきました。

(初めのきっかけは、親が教えるのですが、その後友達と遊びの中で自信がついて、上達していく)

私が全てのスポーツが得意なわけではないので、分からないスポーツに関しては、

教える前に、ユーチューブやネットの記事で教え方を考えて考えて何からやれば

子どもにとって、分かりやすいかを研究してから教えました。

どの運動を教える時も、まずは、目で見て視覚でやり方を理解させてから始めました。

例えば、鉄棒も、ユーチューブで動画を見せて、頭の中でイメージングさせてから

実際にやらせるようにしました。

それから、親も一緒になって出来るものは、一緒に練習しました。

重要なのが、うちの子が、飛びぬけて運動神経が良かったわけではないという事です。

幼稚園の頃は、弱気がさく裂していて本当に何事も怖いーと言って挑戦しないようなタイプでした。

だから、お友達と遊ぶ時も存在も薄く、鬼ごっこをしていても、いつのまにか一人だけ忘れられているみたいなこともありました(◎_◎;)(長男)

そんな事もあって、親としては心配な事もありました。

運動神経が抜群にいいわけでも、悪いわけでもないけど、それでも、何か一つでも得意な事

を作って、自信を付けて欲しかったのです。

その自信は、運動じゃなくても良いと思ったのですが、

上記に書いたように、男子の世界は、特にシビアです。

それに、男の子は、将来的にも身体を動かして、色々な事を発散する方が良いと聞いたので

そんな事もあり・・・

運動の中で好きな事を見つけられるように一緒に運動を始めたのです。

運動できることが増えて段々自信がついて好循環が生まれた

幼稚園から小学校低学年の頃、長男は、自信が無い子でした。

それどころか、この時期、自分の事があまり好きじゃないと言っていてとても心配でした。

多分、原因は、私たち親のせいだなと思っています。

上の子には、特に厳しく接して(育てて)いたから、それを自分を否定されたと思う事が多かったのと、その頃、下の子が産まれてこちらにも余裕がなくなり、上の子は、聞き分けの良いタイプだったので、我慢も沢山させてしまったからだと反省しています。

低学年の頃には、運動もそこそこできるようになっていたのに、まだまだ自信が足りなかったみたいですが、最近やっと、自分に自信が出来てきたようで、少し安心しています。

自分がそんなに出来る人間じゃないと基本思っているようなので、あまり自慢などはしてこないのですが、クラスメイトなどから情報は、教えてもらっています。

運動が出来るからなのか、自慢とかをしないからなのか、分かりませんが

良いお友達にも恵まれるようになり、いつも楽しそうに公園で遊んでいる姿を見て、少しは、

自信を付けてもらえたかな。と考えています。

一つ、何かが出来ると他の運動、スポーツも出来ると思いこめる

ようで、やってみるのですが、

運動は、まずやってみるという事が重要でやってみたら意外に出来るという事もあります。

運動とひとくくりにしても、

・球技

・体操

・陸上

など得意な分野も人それぞれ違います。自分の得意に気が付く前に、運動を止めてしまうのは

勿体ないのですよね。

産まれながらにある、身体能力

は、遺伝的な要素が多いのです。

しかし、運動神経

に関しては、後天的に伸ばすことが可能なのです。

運動神経を伸ばすのに良いと思う遊び方

運動神経は、脳の神経パターンを沢山作ることで、頭で思った動きを身体で実践できることが出来るようになると、運動が得意になります。

特に、私がおすすめだと思う、動きは、

ボール遊びです。

ボール遊びは、様々な年齢で出来て、雨の日でも柔らかいボールなどだと

家の中でもうるさくせずに遊べます。

マンションなので音には、気を遣いますが、我が家では、雨の日や外に出れない日に

子どもが小さい頃、よくフワフワボールで座ってボール投げ合いっこをして遊んでいました。

特に、下の子には、そのボール遊びを凄くしたので、今でも球技が得意です。

ドッチボールや、ボールのコントロール能力が高いです。

反対に、走る方の運動は、あまりさせなかったので、走りは、あまり得意じゃないです。

・公園のジャングルジムで遊ぶ

これも意外に良くて、色々な身体の動きに対応できるのです。

高い所からジャンプしたり、鉄の棒にぶら下がったり、昇り降りしたり、運動神経が鍛えられます。

・鬼ごっこ(かなりおすすめ)

鬼ごっこを本気でするとめちゃくちゃ疲れます。追いかけられるにしても、追いかけるにしてもジグザグな動きをして!判断力も必要ですし瞬発力も鍛えられます。

動きも激しいので、子供も良く寝ます。

自信とか、自己肯定感とかっていうのは、人生の土台になると思っているので、

少しでも多くの子供たちにその気持ちを持ってもらいたいと思います。







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