子どもが学校へ行きたくないというと親は、不安になります。
どうして、不安になるか突き詰めて考えると、結局このままずっと学校に行かない子になってしまうのではないかという事かなと思います。
学校へ行かない=普通の生活が遅れない=引きこもり
みたいな公式が頭に浮かんでしまいます。
そんな風に感じている親御さんも多いのではないでしょうか。
確かに、学校へ行かない事で”普通の生活”
は送れないかもしれません。
でも、色々な方法があります。
そして、何より、学校へ行きたくない!!と主張できるお子さんは、勇気を出して親にそのことを話したこと、、そして、行きたくないと言える事は、凄い事なのです。
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学校へ行きたくないと主張できることは素晴らしいこと
まずは、学校へ行きたくない!!ときっちり主張できる子は、素晴らしいと私は思っています。
自分の気持ちを表現できることは、素晴らしい事です。
自分の事を大切に出来ている証拠です。
何でこんなことを言うかというと、私は、学校へ行きたくないと親に言った事が、あまりなくて、初めて言えたのが、高校生の時なんです(◎_◎;)
高校生の時は、入学早々ちょっと慣れなくてだったのですが、かなり深刻な登校が嫌だった時期には、心を押し殺して学校へ通っていました。
小学校の時と、中学生の時、2回あります。どちらも、人間関係の悩みからでした。
小学生の時は、あまりに悩み過ぎて、身体に異変が出ました。
色々な病院へ掛かりましたが、原因不明で重大な病気かもと言われて大きな総合病院で検査した所、結局、自律神経失調症と診断されました。
この時期は、毎日全く楽しくなくて、毎日ただ義務感で学校へ行っていました。耐えられなくなると、体調が悪くなって保健室で寝ていました。
中学生の時は、本当に毎日嫌な事を言われて、最低な時期がありました。
でも、なぜか親に相談したこともなく、そして、考えていた事は、ただ一つ・・・
卒業まであと、何日かという事でした。後、何百日と数えて、耐えろ耐えろと心の中で
呟いていました。
休む勇気も無かったのです。
凄く辛くてでも、何だか世の中を諦めていました。アー私の人生ってこんなもんだよね。どうせみたいな。このまま生きていくのかな~って、だからあまり楽しくなくて、でも一つ楽しい事があったから学校に行く気になれていたという事がありました。(部活)
だから、我が子が学校へ行きたくないと言った時は、本当にドキドキして不安になりました。
でも、我が子が私の様に我慢して学校へ行かなくて良かったと思いました。
無理していると必ず歪みは出ますよね。多少の我慢は、必要だからそこのさじ加減が難しいし、親は悩みますが・・・
小さな我慢なら皆していますが、その我慢の限界の容量って人それぞれ違いますよね。
ある日限界を迎えて、悲しい事になった事件も沢山起きています。
だから、子供が学校へ行きたくないと言ったら、それは、性格にもよりますが
かなり勇気を出して行った結果かもしれません、我慢の結果かもしれません。
お子さんに、良く打ち明けてくれたね!言ってくれて嬉しいよ!!と褒めてあげてほしいです。
その上で、一緒に学校へ行ける方法、行かないならその他の方法を考えて行って欲しいですね。
⇒【教師との相性】担任と子どもが合わない時の対処法!言葉かけ
⇒【登校しぶり】休み明けの不安感!子供が行きたくないといった時にした対策
偉そうに言っていますが、自分の子供が登校渋った時は、かなり動揺しました。
でも、子供には、お母さんに話してくれてありがとね、と抱きしめました。そしたら、
凄く安心した顔を見せてくれました。怒られると思っていたのかな??
学校には何をしに行くの?行かなくても大丈夫?
極端な事を言うと、今の時代学校へ行かなくても、勉強には支障が無いと思います。
塾に通う、オンライン学習も充実しているので本人のやる気さえあれば何とでもなりそうです。
むしろ、学校で無駄なおしゃべりとかに集中力を邪魔されるよりは、効率よく短時間に
学習が出来ると思います。
じゃあ、何しに学校へ行くの??というと
私が思うに、やっぱり一番は、友達作りと集団生活を学ぶことだと思います。
現に、休み時間に学校へ行くと本当に楽しそうに子供たちが遊んでいます。
近所の公園でも、交流は出来ますが、学校(の規模にもよりますが)には、沢山のお友達がいて、気の合う友達が出来る確率も上がります。
それから、ちょっと嫌な目に遭う事も、あるかもしれませんが全てが経験値になって積み重なって強くなります。
給食食べるのも、家で1人で食べるより楽しく食べられるし、ちょっとした授業中の雑談、運動会などでのチームワークの大切さ、人にやさしくする気持ちなど学校で学べることは、沢山あります。
でも、どうしても行かないといけないかと言われると、そんなことは、ないですよね。
子どもの性格や、色々な性質によって、
お友達と絡んだり、集団生活に、物凄いストレスを抱える子もいます。
我が子の周りのお友達にも、凄く音に敏感で、教室の大きな音、先生の怒る声
全ての大きな音に敏感に反応してしまう子が居ます。(小さい頃から)
今は、支援学級というのも、うちの学校にあるのですが、そこに入れるか入れないか
境目の所に居る場合は、普通学級にいるのですが、それがその子にとってストレスが
かかるなら、無理に学校に行く必要が無いと思います。
学校以外の居場所!フリースクール
不登校になった場合は、日中学校に通わず家に居るわけですが、現実問題
共働きのご家庭などで、子供1人で家に留守番させるというのは心配な事もあります。
学校以外の居場所で有名なのが、フリースクールでしょうか・・
フリースクールは、学校へ通えない子供たちの為にある居場所で、その形態は、そのスクールごとに様々です。
通学型と、寮生活型と通う方法も様々です。フリースクールのスタッフが自宅に来て勉強を教えたりしてくれる形式がある所もあります。
内容も
・学習面に力を入れていていずれ学校へ復学できるような方向へ指導する
・様々な障害(例えば、発達障害や、学習面に支障が出る障害)などに対して専門家が指導してくれる
過去にトラウマを抱えた子供も多く、そういう子供が多いのでスタッフも精神面のケアにも力を入れている所が多いですが、
友だちでお子さんをフリースクールに通わせようと検討しているというか、今のうちに下調べしている人がいるのですが、
費用が結構掛かると言っていました。
調べてみると、フリースクールの相場としては、年間50万円位が平均的です。
そして、その費用には、とても開きがあり、凄く安い所から高い所まで様々です。
子どもが不登校になった時、小さいうちは、そんなに本人も気にしないかもしれませんが、
段々大きくなってくると、自分が家にずっといる事に罪悪感や不安感を抱くけど、やっぱり学校へ行くのは、怖いという子も沢山います。
そういう時に、毎日行く場所、居場所があるのってかなり励みになる場合もあります。
勿論、親御さんの方も、子供が不登校になるとずっと家に居るという事で、親子共に
ストレスも溜まります。
フリースクールには、色々な種類がありますし、様々なスタッフがいて、自分に合うか合わないかにもよりますが、旨く自分に合った所に当たれば凄く良い自分の居場所になることもあります。
不登校は悪くない!自分を責めないように!
とにかく、不登校になったからと言って悪い事をしているわけではありません。
子どもによっては、不登校になってしまった自分を責める子もいます。
うちの子は、学校へ行きたくないと言っていた時に、無理しないのがモットーのタイプだったので、頑張っているように見えなくてついつい、私も限界を迎えてこう言ってしまった事がありました。
すぐ、そうやって無理っていうけどさー。みたいに、ちょっと言ってしまったのですが。
そうしたら、目に大粒の涙を溜めて、、
○○だって、がんばってるんだよー。学校に行かなきゃいけないのわかってるんだよー。
と大泣きされてしまいました。抱きしめて、すぐに謝りました。
そうだよね!!一番がんばってるのは、○○なのに、ごめんね・・・と
うちの子は、学校へ行かなきゃいけないと思っているとは、感じさせない態度でした。
何かというと、明日は、学校行かない、学校辞めるとかすぐに軽く言っていましたので、、
うちの子は、割と自分を大切にするというか、自分大好き人間ですが、そんなんでも
こんなに、学校へ行かなきゃいけないという刷り込み意識があるみたいなので、
真面目なタイプの子は、もっともっと思っていると思うのです。
親が出来る事は、凄くわずかなのですが、子供の手助けになることは沢山あります。
まずは、子供の心によりそって、行きたくない気持ちを認めてあげる所からスタートすると
少し子供の心が分かるかもしれないですね。
私は、まだまだ未熟で分からないことだらけなので、今後も勉強して行きたいと思っています。
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子育てをはじめて早10年経ちました。
性格的に【根っからの心配性】の私は、子供を産む前から心配性ではありましたがさらに心配が増しました。
・寝ない
・咳した
・足が変な向きじゃないか?
・髪の毛が茶色すぎないか
・友達関係
色々な事ですぐに悩んで落ち込んでご飯食べれなくなった事も・・育児書を読んでも模範的な事しか書いてない!そんな時にネットの体験談に助けられました。
次男は、小学校で精神的に不安な事がきっかけでしばら
【登校しぶり】
になった経験もあります。
その時は、激ヤセしてしまう程影響を受けてしまう母なので自分自身のメンタルの保ち方なども研究中です。
子育てのモットーは、
【自己肯定感を育んで幸せな気持ちを持ってほしい】
ということです。
心配性な2児の母がお役に立てそうな情報をどんどんまとめていくので見ていってくださいね。