登校しぶりが続いた時に子供は、普段の1000倍位ナイーブになっていました。
どちらかというと、おおらかな性格で友達ともうまくやっていける性格の子供・・・毎日楽しそうにピョンピョン飛び跳ねて公園へ飛び出していく姿からは想像もつかない程落ち込んで位姿でした。
普段は、絶対に気にしないような言葉一つ一つに傷ついて本当に腫れもののようでした・・・
登校しぶりは、子供が本来持っているエネルギーが切れてしまっている状態なのだなと実感しました。本当に、毎日辛そうで見ているこちらも本当に辛かったです。
まずは、どんなことがあってもこの失われた気力を取り戻さないと無理やり学校へ連れて行ってもいつか崩壊すると思ったので
ゆっくり時間をかけて向き合う事を決めました。
エネルギーを取り戻すために、大自然の中でリラックスさせたり、平日普段は行かない子供が大好きな場所に行ったり、ヨガをさせたり、漢方薬を飲ませたり、鍼灸へ行ったり、沢山の対策をしました。
しかし、ある先生の一言は、子供に絶大な効果がありました。
学校へ行けなくなったのも先生の一言からでしたが、行けるようになったきっかけも別の先生の一言でした。
我が家の子供は、かなり単純です。だから、効果があったのかもしれませんが、誰かの一言で学校へ行けるようになる事もあるという事と、先生への感謝の気持ちを込めてこの記事を書きました。
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目次
保健室登校をしようとした時に先生が言った一言
最大の登校しぶりがあった日(ゴールデンウィーク明け)の事でした。
今までは、泣きながらも登校班に加わって何とか歩いていましたが、その日はもうダメでした。
部屋の隅に逃げ込んで学校行かない!!!の一点張りでした。
休み明けの登校しぶりは、覚悟していましたが今まで経験したことのない感じの時代に親の私もかなり動揺しました。
遅刻は、覚悟の上で登校班へ連絡して学校へ私が連れていく事になりましたが、その道中も電信柱一本一本にしがみついて行きたくないを連呼していましたが、歩いているうちに少し落ち着いては来ている様で一応前に進みはしていました。
登校しぶりをしてからずっとお世話になっている、
担任では無い先生がいて、その先生が校門の傍でたまたまいらっしゃって
子供に声をかけてくれました。先生は、ニコニコの笑顔で
「昨日何食べたの!?」
「どんな本が好きなの?!」
など、登校や遅刻とは全然関係ない事を聞いてくれたんです。
そしたら、子供が嬉しそうに何やらしゃべり始めました。凄い!!!!!
さっきまで、教室には絶対に行かない!!!の一点張りだった子供に
取りあえず、ランドセルだけは、教室に置きに行ってその後、別の部屋(教室に入れない子が勉強するお部屋があります)いこう(^▽^)/
素直に応じる子供でした。
その時の声掛けが、子供にピッタリだったようで気分が落ち着いたようでした。
当時、学校は怖いと感じていた子供ですが、先生のお陰で怖くない人もいるという事が分かって安心したんだと思います。
その日は、その後そのままなし崩し的に教室に入ることになりそのまま一日教室で過ごすことが出来ました。そして、次の日からも登校できるようになりました。
(まだべそかきながらでしたが・・)
この日、本人も行けない自分を恥じている雰囲気でしたし
何かきっかけとタイミングが無いと自分を切り替えられなかったのだと思いますが、
先生の絶妙な声掛けと子供の自分の事を聞かれるのが大好きな性格がマッチして本当に凄く
助かったのです!!
その節は、本当にありがとうございました( ;∀;)と感謝しています。
⇒【登校しぶり】休み明けの不安感!子供が行きたくないといった時にした対策
教室での担任の一言が子供に自信を与えてくれた
同様に担任の一言で子供が学校へ行く自信というか希望が湧いた事があって・・・
本当に人の一言は、凄く影響が大きいのだなと感じました。
登校しぶり中に毎朝毎晩「行きたくない!」と言いつつも頑張って登校してはいましたが、まだまだ学校が楽しくない、明日は行かないと後ろ向き発言が多かった時期に
授業中に担任が、気にかけて下さって「○○博士!」などと子供が得意な科目で沢山褒めてくれたようでした。
帰宅した子供に毎日なんとなーく様子を聞いていたのですが、
今日、○○博士!って呼ばれた・・・と平静を装いつつも、顔が猛烈に嬉しそうなのを見逃しませんでした。
その事がとてもうれしかったみたいで、学校は嫌だけど勉強の時間は楽しいかもと言い出すようになりました。
その時、少しだけ雪解けの予感・・がしたものでした。
その後担任にお会いした時に、先生に声かけてもらった事が物凄く嬉しかったみたいです。
本当に、お気遣いありがとうございました。とお礼を言いました。
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担任も悩んでいる!?コミュニケーションと連携が大切
我が子の担任は、ちょっと何を考えているのか分かりづらい先生でした。
はじめの頃、相談したりしてもあまり親身になってくれていなくて本当に親としては、辛かったです。
子供の事にとても悩んでいるのに、誰に相談すればいいのかほとほと困り果てた時期でした。
しかし、それでも子供のために毎日学校へ通い先生に挨拶と少しの状況説明をし続けました。
そのうち、担任も少しずつ笑顔を見せてくれるようになりました。
その時考えたのが、
担任も文句を言われているのでは!?と不安になっているのかもしれない。
という事でした。
子供が不登校になった時に、親から責められる先生もいるのかなと思いました。実際に、うちの担任は、色々他の子で問題があって何人かの親から直接苦情を言われていた事もありました。
私は、心の中で思う事は本当に沢山ありましたが、今は
子供が楽しく学校へ通えるようにすることが一番大切
と考えて、毎日担任に感謝の意を伝えました。
そして、子供にも絶対に担任の微妙な部分(親が感じた不信感)を伝えず先生の良い部分を伝えました。
※子供は正直なので家で先生の悪口を言っていたら多分伝わると思ったからと先生の良いイメージを伝える事で子供に変な先入観を与えたくなかったからです。
※でもこの考えに関しては、これが正解だとは思っていません。
なぜなら、別の学校の知り合いでお子さんが凄く酷い担任の事で不登校になったけど
親が先生の文句を言わないタイプのご家庭でずっと理由が聞けずという事があったようで
しかし、親が先生の酷いと思う所を家で言った時にお子さんが凄くほっとしたような表情で
そこから少しずつ前進した例も聞いていたからです。
我が子は、低学年でまだまだよくわかっていなかったので良くも悪くも親の影響を受けやすいと感じたのと我が子の性格など総合的に考えて先生の良い部分を伝えて通わせていました。
※愚痴は、ママ友や夫に言っていました。(それくらい色々思う事がありました)
道行く他人の一言ですくわれた事も
我が地域には、お年寄りも沢山住んでいます。
そういうお年寄りの声掛けが時に救いになることがあります。
(逆もありますが)
子供が泣きながら登校している時に
「えらいね(^▽^)/頑張ってね」
って言ってくれたり
下校してから遊んでいる時に、学校が嫌で機嫌がMaxに悪い時に
声掛けしてくれて子供の気分が変わったり(他人に声かけられるとよくも悪くも気分が変わることがありますよね)
人は、支えられて生きているんだなと実感したのでした。私も、毎日綱渡り状態の精神状態だったので、涙が出そうになったこともあります。
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学校で上級生が声掛けしてくれて本当に助かった事
下の子には、兄がいるのですが、その関係で上の子の友達の上級生に知り合いが多いのです。
その他、スポーツの習い事もしているので学校に上級生に知り合いが多いのですが、毎朝登校班で絶望的な表情で今にも泣きそうな子供が校門をくぐると
心配してなのか?分かりませんが、近くに来て
「一緒に教室に行こう」
と言って声掛けしてくれる子がいて、リアルに神様だと思いました。
ゲームの話で盛り上がって、楽しそうに教室へ向かう子供
(教室に入ったらまた泣きそうになりますが)
校門から教室までの距離だけでも楽しい気分にしてくれるという事が本当に助かりました。
その事は、放課後ゲームの約束をしたりして盛り上がっていましたし、
その他の、兄の友人なども皆小さい頃から可愛がってくれていたので
心配してくれて、私が廊下に立っていると声かけてくれたり
「僕も低学年の時行きたくない時あったよ!(^▽^)/」
なんて、言ってくれて本当にどうしてそんなに優しいセリフが言えるのか・・と思いました。
皆本当に優しい子達で思い出しても泣けます・・
上級生がクラスにお手伝いに来てくれる時にも優しくしてくれて子供は、大変救われました。
いつか、自分が上級生になった時に同じように声掛けしてあげられる子になってほしいなと思っています。
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子育てをはじめて早10年経ちました。
性格的に【根っからの心配性】の私は、子供を産む前から心配性ではありましたがさらに心配が増しました。
・寝ない
・咳した
・足が変な向きじゃないか?
・髪の毛が茶色すぎないか
・友達関係
色々な事ですぐに悩んで落ち込んでご飯食べれなくなった事も・・育児書を読んでも模範的な事しか書いてない!そんな時にネットの体験談に助けられました。
次男は、小学校で精神的に不安な事がきっかけでしばら
【登校しぶり】
になった経験もあります。
その時は、激ヤセしてしまう程影響を受けてしまう母なので自分自身のメンタルの保ち方なども研究中です。
子育てのモットーは、
【自己肯定感を育んで幸せな気持ちを持ってほしい】
ということです。
心配性な2児の母がお役に立てそうな情報をどんどんまとめていくので見ていってくださいね。