登校しぶりが増えるのは新学年が始まる4月、その後の長期連休ゴールデンウイークそして夏休み明けが多いと思います。
追記(2020.6)今回の様なコロナみたいな突発的な出来事(震災)なども子供の心に響くことがおおいです。
・学校へ行って席に座る子供が壁を向いて涙ぐんでいる事
・玄関から行く時に真っ赤な目で悲しそうに登校班へ行く事
・夜お風呂から出た思い出して明日行きたくないと泣いた事
・朝ご飯を食べている時に行きたくなくて嗚咽してしまっている事
登校しぶりは、不登校とは違い学校を継続的に休んでいるわけではないので不登校とは少し違う扱いです。
※不登校は、年間30日以上の欠席(病欠以外)
何とか学校へはいくものの【不登校ではない】登校しぶりをしている子を見守るのはつらいし仕事がある場合困ります。大事な会議があるのに!と焦りがピークになることも!
子供の心は緊張や不安でいっぱいです!特に新一年生やクラス替えをして仲の良い友達と離れてしまったという子は学校へ行くのが怖いと思う子もいます。
子供は、
どうして学校へ行きたくないのでしょうか。不安な気持ちは、どうしたら少しでも解消されるのでしょうか。
子供が登校しぶりをするとどうしても早く行って欲しい
という気持ちで焦りが出てきてしまいますが時にそれが逆効果だったりします。
子供の気持ちがどんなものか想像すると解決策が見えてくる場合もあります。
登校しぶりに悩んでいた子供に具体的にした対策をまとめました。
ただ一つ実感したのが同じような理由で【登校しぶり】をしていても
その子その子で性格が違うので同じ方法が有効とは限らないのです。
ただ、もしかしたら
我が家の子供と似たような性格の子には、効果があるかもしれません!
少しでも、私の体験がお役に立てればと願っています。
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目次
登校しぶり休み明けの不安感!子供が学校に行きたくない理由で多いのは?
登校しぶりをする子が学校に行きたくない理由は沢山あります。
登校しぶりは、特別な子だけがなるものでは決してなくて
【どんな子】でもきっかけがあればなる可能性があります。
まずは、その理由を探ることが登校しぶりを解決する道の第一歩になります。
・学校の事を何でも話す子
・学校のいやなことを話さないでずっと我慢する子
・学校で嫌なことがあったらイライラして当たり散らす子供
性格が違いますのでいつもと様子が違う場合その子にあった方法でなるべく理由を聞けると対処の仕方もあります。
親が親身になって聞いてくれること自体が子供にとって
【大切に思われている】
という支えになります。
子供が話し始めたら、分からない所もしっかり最後まで話を聞いてあげると少しずつ話してくれることも多いです。
代表的な理由として挙げられるのが
・母子分離不安
・友達にいやなことをされた
・集団行動になじめない
・担任が怖くて他の子が怒られていても不安になる
こんな理由が多いです。
嫌々ながらも登校して泣いたりしながらも最後まで授業を受けたり途中で帰ったり何日か休んだり色々なパターンがあります。
特徴は【本人が学校に積極的にいきたがらない】ことです。
基本的に学校は落ち着ける場所ではないと感じると【登校しぶり】につながります。
誰もが(大人だって)自分が心地良くない場所には行きたいと思いませんよね。子供は、もっと正直です。
休み明けは特にせっかくなれたはずの場所がまた不安な場所になる気持ちになるのです。
家は安全な場所で学校へ行くと緊張するから行きたくない
母子分離不安もママと離れるのが嫌ということよりも学校へ行くと安心できるママが居ないから怖いという気持ちになっています。
登校しぶりをする子どもに学校へ行きたくない理由を聞いた!
1年生の途中から登校しぶりをした子供に理由を聞いてみると
本人にとってはかなり深刻な問題
だったのでこのまま【大丈夫だよ!】と言って行かせる気にはなりませんでした。
※たいていの場合はいってらっしゃいよ!と送り出すとケロッとして帰宅しますがこの時は理由が理由で簡単には行かないと思いました。
※具体的には、学校で恥ずかしい思いをしたことと、先生に対して不信感を感じたことが大きな原因でした。
数日間は、私自身考えすぎて睡眠にも影響し寝不足の毎日でした。
子供に、どうして学校へ行きたくないのか聞くと
1番は、
・ママと離れるのが寂しい
・学校に居ると涙が出てきてしまう
・学校の作業で出来ない事があって不安
低学年の登校しぶりで、一番多いと思われる
母子分離不安
やはり、我が子もそれが強く出ていました。
入学してからしばらくは元気いっぱい登校して母のことなど
思い出しもせずといった感じだったので、
母子分離不安
になった大きな事件(本人にとっては大きなきっかけ)が起きたということでした。
登校しぶりは何かがきっかけで不安が膨らむ!学校が嫌になる理由
我が子が登校しぶりをする理由は、
・学校にいると不安(また同じ失敗をしてしまうかも)
だったようです。真面目で慎重な子は、怒られる事が恐怖な場合があります。
怒られないように過ごしているのに、先生に怒られた、自分を全否定されたと思ったり、次回も同じ失敗をするのではないか!
我が子は、そんなところから不安のループに陥っていました。
我が子の性格と登校しぶりの原因が何となくわかったので
・不安を取り除く事
・担任に相談する事
・子供の気持ちに寄り添う事
ココに力を注ぐことに決めました。
学校に行かせないといけないという気持ちでは無くて
・この間まで学校が楽しいと言って弾ける笑顔で通っていた子供をまた楽しい気持ちにさせてあげたいという気持ちだけでした。
具体的とった方法は下記の4つです。
・安心できるまで教室や校門まで付き添う
・帰宅後の楽しみを作ってモチベーションをあげる
・担任と話し合ったり具体的に子供の反応を伝えて情報共有した
・エネルギーが消耗していると思ったので宿題や時間割は親が手助けした
⇒【学校へ行きたくない!】1年生の登校しぶりいつから行ける?
私は専業主婦だったので学校への付き添いが出来ました。
案外学校には同じように付き添っているお母さんが沢山いました。
安心できる人が廊下に居ると思うだけで精神的に安心できているみたいでした。
だから、1時間目から最後までずっと立っていた日もありました。
少しずつ浮いたり沈んだりしながらも慣れてきたころに
タイミング悪く、長期のお休みがやってきました。
・その名もゴールデンウィーク(GW)
正直、今休みが来るか!!!とこの時ほど、休みが嬉しくなかった事は、ありませんでした。
折角慣れてきたのに、今休みが続いたらまた学校行きたくない気持ちになるのではないか、と親が不安になったからです。
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登校しぶりで休み明けに大泣きされた体験談と対処法
休み前から心配だった登校しぶりですが
【予想通り】
起きた時から
・暗い表情
・テンションも低い
・朝ごはんを食べたらおえっという(吐き気)
こんなに元気がないという事は相当エネルギー不足ですね。
泣き出しそうな子供をみていると気持ちがわかって私も泣きそうでした。
学校が休みに入る前日に、子供は不安から学校で泣いてしまいました、(私は付き添っていた時間帯もあります)
しかし、楽しい想い出(担任に褒めてもらった)も出来、学校から帰宅した時点では、まあまあ今までに比べていい感じのテンションで帰宅しました。(大体帰宅時は元気だけど)
長期の休み明けのこの日はいつもの登校しぶりとは大違いでした。
・登校班へ行けば普通に歩く
子供が時間になっても玄関から出ようとしません。人目を気にしている様でしたし、時間に遅れてはいけないという意識はあったようでした。
休み明けの予想を超えた大波乱!経験のない登校しぶり
その3日間お休みの休み明けの月曜日は、玄関で大泣きしました。
絶対学校行かない!!
と言い切りました。
こちらも時間が迫っていたので焦りました。
ちょっと強めに【行くよ!】と言いましたが全然ダメでついには、寝室へ行って布団の中に隠れてしまいました。
上の子に登校班に先に行ってもらいました。
お休みだった夫には、登校班へ遅れていくから先に出発するように伝えるように頼みました。こちらも焦りがピークでした。
上の子供に先に行って貰い、ちょうど、お休みだった夫に登校班への連絡を頼みました。
(後から遅れていくので出発してください)
いつもは話せばわかるタイプなんですが、この日はかなり手こづりました。
・泣いている状態で無理やりいかせてもダメ
・泣いている姿を見られたことで余計行きたくないと言いかねない
・でも早く行かないと遅刻してまたそれで登校しぶりになるかも!
私の頭の中はこんなことでパニック状態でした。
・どうして学校に行かなきゃいけないの?
と聞かれて答えが出ませんでした。
確かに、どうしてだろう?義務教育だから?皆行っているから?
夫が子供を説得!優しく諭していた
いつもは、子供の事に関わらない夫ですが目の前で子供のパニックぶりと妻の狼狽ぶりをみてこんな事を抱っこして語り掛けていました。
学校行きたくないの?お父さんも、会社行くの嫌な時がいっぱいあるよ。
でも、子供達やままの顔を思い出して頑張って行っているんだよ。
学校に行ってみたら意外に楽しい事もおきるかもしれないよ。
夫、そんな事を思って会社に行ってるんだ!とちょっと尊敬しました。
普段自分の思いを話さないタイプなので本音を聞けた気がして嬉しかったです。
登校しぶりでパニック気味な子供に効果があった対処法
夫が話してくれて少し落ち着いてそこから私が
【教室に入らなくても保健室で勉強も出来るよ】
と話しました。ランドセルを私が持ち行く事にしました。
途中の、通学路で電信柱がいくつもあるのですが、その電信柱に一本一本律儀に抱き着いていました。それを、私が行くよーと言って引き離していました。
だけど、歩いて行く途中で段々と抱き着く強さが弱まっているのを感じました。
登校中に歩きながら子供に語り掛けた事はあえて世界のことにしました。
(現実味の無い話をする方が良いかなととっさの判断でした)
・世界には学校に行きたくても行けない子が居る
(以前テレビで一緒に観ました)
・落ち着くまでお母さんが一緒にいるから安心してねということ
世界規模の話をすることであえて気持ちをそらすのが狙いです。
それと、子供自身の性格で自分の知識を話すのが好きなので頭を切り替えさせて気分転換させたかったのです。
これは結構効果的で学校に近づいた頃にはかなり元気になっていました。
歩いているうちに、気分転換が出来たのか学校の近くへ行った時に
急に、自分でランドセルを背負い始めました。
そのまま保健室的な教室へ行こうとしたら
偶然朝礼終わりで担任に遭遇して他の子供が沢山いて良く聞こえなかったのですが
担任が我が子に何やら話しかけていて
【一時間目だけ教室でテストがあるから受ける】
という流れになり子供も勢いで教室に入っていきました。
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登校しぶりも休み明け1日目を超えたら少し落ち着いた
大パニックだった長期休み明けは、偶然から教室に入れて着いた時には涙目だったのに帰宅後はかなり楽しそうに元気いっぱいでした。
休み明けで不安が頭の中でふくらんだようでしたが実際に行ってみると楽しい事があったみたいで少し自信を付けて帰ってきました。
授業で色々担任にも褒めてもらって嬉しい経験も増えてきたようでした。
※勉強面で、学校の登校しぶりが出る場合があるので、勉強面だけは、
入学前から準備していてよかったとこの時は、思いました。
徐々に顔色も明るくなってきているのが親の目から見てもわかり、この分だともう少しで行けるようになるかなと思いました。
※この辺りは、我が子は、あからさまに顔に出るので分かりやすいです。
翌日は、色々話し合った約束通り
・登校班で出発できました。
※当初は、ママと一緒に一番後ろに並ぶと言っていましたが登校班の現場についた途端【自分の位置】で大丈夫!と言いました。
長期休み明けの登校しぶりは大変でしたが
初日を乗り越えたことで本人なりにかなり自信につながったようでした。
帰宅した時に、刺激しすぎないように(学校の事を聞き過ぎないように)
学校に行ってみたら、楽しい事があった!という話をしていました。
毎日毎日、少しずつ楽しい事をインプットしていけるように主に楽しい事記憶を沢山聞けるようにしています。
今後も、夏休みがやってきますが、今の調子で行けば大丈夫な様な気がしますが、色々とあると思うので今後も親子で話し合いながら乗り越えていこうと思います!
⇒【学校行きたくない】登校しぶりが怖い!楽しさをイメージさせる
登校しぶりの休み明けの不安感に小児鍼と漢方薬が効いた!
この記事には、沢山の方が訪れて下さいます。
本当に有り難いとともにこれだけの方がお子さんの登校しぶりに悩まれていると思うと複雑な心境にもなります。
この記事以外にも、小学校のカテゴリーでまとめた、子供の登校しぶりなどの記事があるので少しでも参考になると幸いです。
現在の状況として子供は、学校へ楽しく通えるようになりました。朝晩も行きたくないという事は殆どなくなりました。
そんな我が子もすぐに登校しぶりが改善したわけではなくて
・不安感
に対してのアプローチを2つ沢山しました。
・漢方薬(不安を和らげる成分)
・小児鍼(刺さないはりがあります)
ドラックストアでも売られている
半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)
という漢方を飲ませました。
体質に合ったものがベストですが簡易的に体質を診れるサイトもツムラさんのホームページで調べる事が出来ます。
不安感に対しても体質によって合う薬があるのでそういうのを探しても良いかもしれません。
※苦いので慣れていないと辛いかもしれません。
我が家は、赤ちゃんの頃から風邪などで飲ませていたので飲めます。
小児鍼の方は、刺さないはりで撫でる感じですが効果がすごかったです。
はじめて受けた時、くすぐったがり笑ってしまい大変でしたが、段々と背中を刺さない鍼で刺激されている時に、スースーと寝息を立てていてビックリしました。
普段は、昼寝も全くしない子で寝つきも悪いのです。
終了した後に、頭の中に合った学校が嫌という気持ちとか色々な気持ちがスーッと消えたと言っていました。(勿論、ちょっとしたらまた出てきたみたいですが)それから、目が良く見える(視界がはっきりする)と言っていました。
いきなり不安が消えたわけではなく色々なアプローチが相乗効果で元気をくれたようでした。
我が子の場合完全にストレスから体調にも異変
・声が出ない
・頻尿
・吐き気
があったので東洋医学的に言うとエネルギーが相当消耗していたみたいでした。
学校へ行きたくない理由が、不安(何らかの失敗や、恐れ)などの場合は、
不安要素を出来るだけ回避できるようにしてから、身体の方のケアをしてあげると身体が良くなることで心も安定してくるのかなと感じた出来事でした。
私は、漢方と鍼を選びましたが、色々な方法があると思います。
沢山の方に見て頂いていると思うと、少しでも何か情報があった方がと思い、
追記しました。
親御さんも大変な時期だと思います。たまには、深呼吸して(息が浅くなりがちですよね)リラックスする時間を作ってください。
追記、
かなり精神的に落ち着いてきて学校へ通えていますがそれを保つためにも
寝る前に簡単なヨガをさせています。
ずぼらヨガという本を買って楽しく遊びながらやっています。
反抗期の長男も穏やかになってきました。
⇩下の記事で詳しく書いています。
⇒【キッズヨガ】子供の心と身体が元気になる!寝つきも良くなる
長い文章をお読みいただき感謝します。皆さんとお子様が一日も早くリラックスした気持ちと楽しい気持ちになれる事を願います。
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子育てをはじめて早10年経ちました。
性格的に【根っからの心配性】の私は、子供を産む前から心配性ではありましたがさらに心配が増しました。
・寝ない
・咳した
・足が変な向きじゃないか?
・髪の毛が茶色すぎないか
・友達関係
色々な事ですぐに悩んで落ち込んでご飯食べれなくなった事も・・育児書を読んでも模範的な事しか書いてない!そんな時にネットの体験談に助けられました。
次男は、小学校で精神的に不安な事がきっかけでしばら
【登校しぶり】
になった経験もあります。
その時は、激ヤセしてしまう程影響を受けてしまう母なので自分自身のメンタルの保ち方なども研究中です。
子育てのモットーは、
【自己肯定感を育んで幸せな気持ちを持ってほしい】
ということです。
心配性な2児の母がお役に立てそうな情報をどんどんまとめていくので見ていってくださいね。